その人の「オシャレ度」は、両親で決まる。
親愛なる君に

子供の頃、冬中、半ズボンをはいていました。
「スタイリストは、暑い寒いを言ってはいけません」
というのが、母親の口癖でした。
オシャレにこだわる人を、「スタイリスト」と言っていました。
オシャレのためだったら、寒くても寒がらない。
暑くても、暑がらない。
もうひとつ、冬中、半ズボンで通した理由があります。
親友の松崎君が、やっぱり、半ズボン主義だったのです。
高校の時、夏の制服のYシャツの下に、
みんなランニングシャツを着ていました。
それは、オシャレじゃないからと、素肌に直接Yシャツを着ていて、
「乳首が透ける」と、先生に叱られたことがありました。
それでも、母親のオシャレ主義の後ろ盾があったので、
反抗して、続けました。
子供のオシャレ度は、親の影響は大きいですね。

                        彰宏より。
P.S.
僕は、冬の詰め襟も好きだったので、
夏でも、真っ黒な詰め襟を着ていました。
これは、図書館の自習室で目立ちました。