命日は、天国の誕生日だ。
親愛なる君に

「命日」は、大切な人が亡くなった日ではありません。
僕は、二度目の誕生日だと思っています。
天国に生まれる誕生日なのです。
だから、命日は、しんみりする日ではありません。
赤ちゃんが生まれた日のように、お祝いしてあげる日なのです。
「命日」は、命の日だけど、命がなくなる日ではありません。
命が、生まれ変わる日です。
命は、宇宙が生まれる135億年よりもっと昔から、
連綿と、リレーされてきているのです。
「命日」が同じ人は、縁があります。
「お誕生日」が同じ人も、縁があります。
「命日」と「お誕生日」が一致する人も、きっと、縁があるのです。

                        彰宏より。
P.S.
1月10日は、僕の母親の天国の誕生日です。