本は、3つの出逢いから生まれる。
(福田清峰さん『目力の鍛え方』)
親愛なる君に

「企画は、編集者が考えるんですか、
それとも、中谷さんが考えるんですか?」
という質問を、受けます。
答えは、どちらも、正解です。
どちらも、でなければ、いい本は生み出せません。
企画は、編集者と僕のどちらの心のポケットにも、あるのです。
先に、どちらが言い出すか、の差でしかありません。
片方の心のポケットにしかないものは、ムリに作ってはならないのです。
たとえば、『目力の鍛え方』は、
ソーテック社の編集者の福田清峰さんから出てきた企画です。
そう言われて、僕の心のポケットを見たら、まさにあって、
「それは、すぐ書けます。書きたい」となるのです。
福田さんは、アンチエイジングのセミナーの時に、
朝倉匠子さんに、紹介していただきました。
1冊の本が生まれるために、人との出会いと、企画の出合いの
2つの出逢いがあります。

                        彰宏より。
P.S.
そして生まれた本が、君と出合うのです(3番目の出逢い)。