王様になるより、一匹狼に憧れる。
(映画『墨攻』)
親愛なる君に

『墨攻』を、見てきました。
僕は、マンガ全8巻で読んで、
その年のベスト本に入れた記憶がありました。
[ an-web ] の [読書日記] に載っているかと、
[検索くん] で検索したら出ていないので、
たぶん10年近く前に、読んだということになりますね。
その頃、横山光輝さんの『三国志』全60巻をキッカケに、
中国歴史モノに、はまっていました。
もともと、僕は、中学生時代に、『孫子』や『呉子』といった
中国の兵法書ばかり読んでいました。
将来は、革命家か、兵法家になろうと思っていました。
日本の原作が、中国・韓国・香港・台湾のキャストで作られるのが、凄い。
この作品は、日本人が出ていないことで、
まるで、NHKの『その時歴史が動いた』のように、リアルに感情移入しました。
1人で、10万の敵と戦うって、ドキドキしますね。
王様になることより、一匹狼の軍師になることが、
僕は好きなようです。
「俺は、ローンウルフや」って、よく子供の頃、父親が言ってました。
遺伝ですね。
敵の10万の将軍の巷淹中が、もっとも革離を評価し、憧れていたのです。

                        彰宏より。
P.S.
原作にはない女騎馬隊長ファン・ビンビンも、かわいかった。