芸術は、貴族のお城で生まれた。
(中島薫邸クラシック・コンサート)
親愛なる君に

中島薫さんの豪邸でのクラシック・コンサートに、
行ってきました。
第1部は、音大生5人(ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロ)
のユニット「SEASONS」による弦楽五重奏の演奏。
第2部は、大西ゆかさん(ソプラノ)与那城 敬さん(バリトン)
澤田素子さん(ピアノ)による、オペラ。
通常は、大きなコンサートホールでする公演を、
たった数人の観客を相手にするという もったいないというか、
贅沢な企画です。
演者と、観客が、ほとんどマンツーマンです。
それでなくても、クラシック・コンサートは、
大きな会場で、高めの正規料金で全席完売しても、赤字が出ます。
それは、そもそも、音楽というものが、貴族のパトロンがついて
生まれ、育ってきたからなのです。
ということは、薫さん邸コンサートは、
本来の貴族のお城で行われていた形式なのです。
芸術は、貴族のお城の中から、生まれたのです。
薫邸は、貴族のお城なんですね。
この様子は、もうすぐ雑誌『ソトコト』に、掲載されます。

                        彰宏より。
P.S.
クラッシック・コンサートは、MC勝負です。
音楽の解説の坂田康太郎さんのお話が、最高に面白かったです。