泣いてたらチンチン、とるよ。
親愛なる君に

アントニオ古賀さんの本で、
面白いタイトルを見つけました。
『泣いたらチンチン切っちゃうぞ』。
ドキッとして、思わず、股間を押さえました。
懐かしい言葉でした。
僕も、母親から、よく言われました。
うちでは、「いつまでも泣いてたら、チンチン、とるよ」という言い方でした。
そう言われると、男の子は、股間を押さえて、泣きやむのです。
この言葉は、父親からではなく、母親から言われて、効く言葉です。
男の子が、泣くということは、もっとも恥ずべきことと、
教えられました。
ぐずぐず言う時も、「チンチン、あるの?」と
叱られました。
今でも、ぐずぐず言いそうになると、
天国から、聞こえてきます。

                        彰宏より。
P.S.
40歳を過ぎて、まだ言われてるというのも、凄いよね。