キーボードのキーの文字が消えていくほど、
心の中に、刻み込まれていく。
親愛なる君に

僕は、「パソコンをピアノのように弾いている」と言われるけど、
自分としては、ブラインドタッチをしている意識は、
まったくありません。
でも、ふとキーボードを見ると、
「A」のキーの文字は、完全に消えてしまっていました。
「E」も、だんだん「I」になってきているし、
「S」「K」「U」「N」も、消えかかっています。
「O」は、「C」よりも短くなっています。
いかに、キーボードのお世話になっているかが、
よくわかって、いとおしくなりました。
文字が消えていくということは、
それだけ、心の中に、刻みこまれていくということですね。
だからといって、めったに使わない「Q」も、
いないと困るんですね。

                        彰宏より。
P.S.
君のキーボードは、どの文字のお世話になっていますか。