サプライズさせにいって、サプライズの感動をもらって帰ってきた。
(佳川奈未さん)
親愛なる君に

佳川奈未さんのセミナー@六本木アカデミーヒルズの
サプライズゲストに行ってきました。
今回、驚かせたい相手は、2人。

【1】お客様
【2】佳川奈未さん自身

サプライズで、大切なことは、2つ。

【1】ばれないこと。
【2】会自体の流れを壊さないこと。

セミナー自体が生き物なので、どのように入っていくかは、
かなり慎重にしないと、せっかくの流れを壊してしまいます。
入り方以前に、「どう、舞台から降りるか」ということを、
かなり慎重にすることを求められます。
あんまりすぐ降りてきてしまうと、
「中谷彰宏、愛想ない」と言われるし、
あんまり話しすぎても、
「中谷彰宏、でしゃばりすぎ」と言われます。
「でしゃばりすぎ」よりは、「愛想ない」のほうを、
むしろ選びたいと思いますけどね。

もともとキッカケは、ゴマブックスの編集長の赤井仁君から、
「明日、佳川先生のセミナーがあるんです」
という前日の夜の話から始まりました。
MCの人に代わって、進行係をさせていただこうとマイクを持つと、
佳川さんは、「あっ、もう、終わりですか?」と、
僕に気づきませんでした。
佳川さんは、視力がロマンティックなのです。
前のほうの席の女の子たちが、「ワーッ」「エーッ」と、
盛り上がってくれたので、ステージに上がりやすかった。
(そんなんしたら、きっと、また号泣やよ)
という予想通り、佳川さんは号泣。
「皆さん、奇跡が起こりました」
(奇跡は、大げさやろう。アルプスの少女ハイジか)
会場のお客さんで泣いてる人もいたので、
さすが、全国から集まった佳川奈未ファンの500人は、感激屋さんでした。

                        彰宏より。
P.S.
15分間、司会代理をさせていただきましたが、
僕のほうが、サプライズの感動をいただきました。