検討なんかする人と仕事するヒマがあったら、
ノリノリの人ともっと仕事する。
親愛なる君に

テレビやラジオにゲストで行った時に、
一番困るのが、「最後に、何か宣伝したいことはありますか?」
と、聞かれることです。
「ありません」というのも、感じ悪いしね。
「近々の新刊は?」と聞かれても、
5日で1冊新刊なので、
「この人、知らんなあ」というのが、視聴者にもバレてしまいます。
僕が、MCの時は、宣伝してあげたいことは、
広告屋だから、どんどん宣伝してあげます。
でも、本人が、仲良しや好意で出てくれているのに、
「宣伝のために来たんでしょ」と相手に言ってるみたいで、
僕がMCでも、失礼な感じがしてしまうのです。

僕は、いっさいの営業をしていません。
営業をしないというのは、
「検討しますので、資料を送ってください」と言う人には、
資料を送らないということです。
検討するくらいの相手と、一緒に仕事をしてはいけないのです。
(知らんねやん)
することを決定してから、単発をレギュラーにしたいので、
「資料を送ってください」というなら、いくらでも送ります。
これは、営業ではなくて、打ち合わせです。
乗り気でない(検討しますという)人と、ムリヤリつきあわないというのが、
営業をしないということなのです。
その分のエネルギーがあったら、
ノリノリの人に、もっとエネルギーを注ぎたいのです。

                        彰宏より。
P.S.
宣伝はしてくれるけど、ノリノリでない相手には、へんな営業を
しないでいてくれる理解者の君に、感謝しています。