実写不可能と思いながら、実写で見たい葛藤。
(実写版『めぞん一刻』)
親愛なる君に

『めぞん一刻』が、実写版ドラマになりました。
『うる星やつら』『めぞん一刻』という高橋留美子ワールドで、
僕は、大学時代をすごしました。
『めぞん一刻』は、
主人公が浪人生だったので、ますます感情移入しました。
『めぞん』のヒロイン響子さんは、
ラムちゃんと同じくらい、実写版が難しい存在です。
1人1人の中に、理想の女性を描いているからです。
誰がやっても、これは響子さんではない、とズレるからです。
伊東美咲さんは、良かったです。
響子さんとタイプが違うことで、美咲ちゃんはかわいいし、
これはこれでええやん、と許せてしまうのです。
僕が、浪人生だった頃に着ていたセーターを、
よく集めたなあと感心しました。 
岸部一徳さんの四谷さんは、ぴったり過ぎて驚きました。
テニスコーチでラストに登場した沢村一樹さん、はまりました。

                        彰宏より。
P.S.
実は、
僕の「恋愛小説シリーズ」第5弾『恋愛運命』の主人公の響子さんは、
この響子さんです。