お客様に喜んでもらえる講演にするためにしたい、3つのこと。
親愛なる君に

講演で、心がけていることが、あります。
講演でせつないことがあるので、
なんとかそういうことをなくしたいのです。

(1)
講演開始前に、控え室で、休憩・飲み物・お食事・ご挨拶
があること、はなしにしたい。

主催者の人は、気を使ってくれているのかもしれないけど、
お客様は、もう、座って待ってくださっているのだから、
すぐ始めてあげたい。

(2)
早めに始めるのが、当たり前になること、はなしにしたい。

着いたらすぐ始めるというのは、
早めに始めるということではありません。
早めに始めるという表面上のとらえ方をすると、
いったいいつ行けばいいのか、お客様は不安になります。
早めに始めなかったら、クレームになります。
早めに始めるのではなく、着いたら、即、始めるなのです。

(3)
「サイン・握手・写真撮影に、1時間います」と告知すること、
はなしにしたい。

時間は、最初から決めていません。
むしろ、その時間はなく、次の仕事先の人が、待っています。
事前に時間を決めるものではないのです。
列が途切れたら、次の仕事に、
走って向かわなければならないのです。

この3つは、お客様ではなく、主催者側の意識の問題です。
この3つのことがなくなると、もっと、お客様に喜んでもらえるのになと、
願っています。

                        彰宏より。
P.S.
1分1秒の時間を、大切にしましょう。