道に、バナナの皮が落ちている謎が解けた。
親愛なる君に

コメディーの基本は、バナナの皮にすべって転ぶというコントです。
大体、道になんでバナナが落ちているか、不思議です。
アメリカの数学者は、バナナより、アボカドのほうが
すべる危険度は高いけど、道に落ちている確率は、
バナナのほうが高いので、結局、アボカドよりバナナが危険
というデータを、保険会社に真顔で提出しました。

僕は、忙しくて、食事をしている時間のない時は、
バナナをかばんに入れて、タクシーに乗り込んで、
携帯で仕事をしながら、バナナを食べています。
バナナは、忙しい人間にとって、必需品なのです。
問題は、捨てる場所がないことです。
街中は、テロ対策で、ゴミ箱が減りました。
まして、生ゴミ用は、ほとんどありません。
家に帰るまで、かばんの中に、バナナの皮が入っていることもあります。
まるで、小学生のランドセルみたいです。
ホテルについて、「すいません。これ、捨ててもらえますか」
と、バナナの皮を出して、きょとんとされることもあります。

道に、バナナの皮がよく落ちている謎が、解けました。

                        彰宏より。
P.S.
路上におけるバナナの皮・テロの犯人は、僕ではありません。