男役が女優になると、リュック・ベッソン的な魅力を発揮する。
(湖月わたるさん『くたばれ!ヤンキース』)
親愛なる君に

湖月わたるさんの『くたばれ!ヤンキース(Damn Yankees)』
@青山劇場を、観てきました。
退団後 初の女優第一作にふさわしい舞台でした。
歌も、お芝居も、ダンスも、きっちり見せ場がありました。
セクシーバンプ・シーン、楽しんでやってるのが、わかります。
宝塚時代に封じ手にしていたことを、
これから一気に爆発させていく予感を感じさせられました。
誘惑の悪魔ローラは、映画版よりはるかに
わたる版のほうが、迫力がありました。
リュック・ベッソンの長身美女の悪魔『アンジェラ』を、
思い出させました。
終演後の杜けあきさんとのトークショーも、よかった。
他の人の役でやってみたいシーンが、
男性のコミカルなシーンであるというところが、
わたる君っぽくて、よかった。
かなり前に撮影されたパンフの写真より、
はるかに魅力的な女優に変身していました。

                        彰宏より。
P.S.
客席で、わたる君のお父さんに、声をかけていただきました。
P.S.2
今、社交ダンスを練習してるそうなので、ぜひ一緒に、踊りましょう。