2時間以上の講演を、目を一度も開けずに、聴いてくれた人がいた。
(佳川奈未さん)
親愛なる君に

佳川奈未さんとの対談CDを、表参道のうちの美人秘書室で
収録しました。
奈未さんは、会うたびに、泣かせてしまうのですが、
今回も、号泣でした。
音声だけのCDなので、号泣していても、わからないけど、
無音になっているところは、奈未さんの感極まった号泣中なので、
味わってください。

奈未さんは「フィール・アライブ」(大井町きゅりあん)の僕のセミナーに、
息子さんといっしょに来てくださいました。
息子さんは、暗いところで光を見ることを、
お医者さんに止められているので、
映画館や劇場には行けないそうです。
なのに、僕の講演にぜひ、ということで、来られました。
目を開けると、しんどくなるので、
ずっと、目を閉じて、僕の話を聴かれていました。
終わって楽屋に来られた時、
初めて、目を開けられたそうです。
その話を、CD収録の時、初めて、聞きました。
ありがたいですね。
そう思うと、一生懸命、話さないといけないなと、感じました。

                        彰宏より。
P.S.
「フィール・アライブ」講演の日は、
白い杖を持たれた方も、サインに並んでいただきました。
握手した手には、力を感じました。