聞き手の気分で、講演のトーンを、変えている。
親愛なる君に

僕の講演に、コンスタントに来ている人は、
気づいていると思います。
同じシリーズでも、その都度、まったく、トーンが違います。

「笑い」「厳しさ」「涙」は、
どの講演にも、入れてあります。
1回1回で、配分は、違います。
それは、最初から違っているのではなくて、
その時に、聞きにきたみんなの気分で、配分が決まります。

もうひとつの要素は、
「緊張」と「緩和」のバランスです。
聞きにきたみんなが、硬くなりすぎてるなと思う時は、
リラックスさせます。
緩みすぎてるなと感じた時は、ひきしめます。
みんなは、自分では、今どちらの気分でいるかは、
自覚できないのです。
同じ1人の人でも、毎回、違うのです。
同じネタを2回話さないだけでなくて、トーンも違うのです。

                        彰宏より。
P.S.
聞いている君と、一緒に、すばらしい講演を作っていこうね。