『風林火山』は、サラリーマンものとして、会議のシーンが面白い。
(大河ドラマ『風林火山』)
親愛なる君に

久しぶりに、NHKの大河ドラマ『風林火山』に、はまっています。
僕の中での大河ドラマのベスト2は、
1位『国盗り物語』、2位『風と雲と虹と』です。
つまり、10代から、しばらくご無沙汰していたことになります。

『風林火山』の面白いところは、
戦闘シーンよりも、会議シーンです。
こんなに会議シーンが多いドラマも、珍しい。
たぶん、女性には、つまらないのじゃないかなと心配になります。
でも、男にとっては、これが、なかなか見ごたえがあります。
武将って、ほとんど、仕事は会議だったんだなって、意表をつかれます。

登場する歴史上の人物が、若い時代であること。
武田信玄も、山本勘助も、若い。
完成されていないので、迷い、時には、キレる。
そこが、これまでの戦国ものと違うところです。
「ヤング・武田信玄――武田信玄のできるまで」なのです。
僕は、参謀役の山本勘助が好きなので、
山本勘助も、こんなに、迷ってたんだというのが、面白いのです。

                        彰宏より。
P.S.
天下統一よりも、地元の統一が難しいというところも、
サラリーマンものとしてみれば、リアルで面白い。
『サラNEO』のまじめ版ですね。