直筆の手紙には、精霊が宿っている。
(書道家・麗清さん)
親愛なる君に

書道家の麗清さんに、お会いしました。
前から、麗清さんの作品は、雑誌で拝見していました。
大胆さと繊細さを併せ持つ作品を
まったく髣髴とさせる美人でした。
ご丁寧なお手紙をいただきました。
書道家から、直筆のお手紙をいただくのは、
画家に絵を描いてもらって、プレゼントされるような感動です。
巻紙でも、蛇腹式に折りたたんだものではなく、
忍者の巻物のように、くるくると、お軸に巻き込む、丸くなった巻紙です。
閉じると、着物の柄のようになります。
広げると、お香の香りが広がりました。
文字から、美人の精霊が浮かび上がりました。

                        彰宏より。
P.S.
直筆には、精霊が宿っているんですね。