嫌われてもいいから、厳しいことを言ってあげよう。
親愛なる君に

最近、講演での質疑応答の答え方が、
自分でも、「厳しいこと言うなあ」と感じます。
悩み相談でも、そうです。
でも、これは僕がそうしているというよりは、
みんなのほうが、「厳しいことを、言ってほしい」
という目で、見つめるからです。
なかなか、厳しいことを言ってくれる人が、
いなくなってしまったからです。
松岡修造さんが、あんなに厳しいのに、
それでも、愛を感じるのは、ベースに愛情があるからです。
ベースに愛情があれば、
どんなに厳しくしても、大丈夫だと考えています。
もしそれで、厳しいと感じて、嫌われたら、
その人には、たとえ、優しくしても、嫌われるだろうから、
いいかなって、思っています。
諦めた時は、一気に優しくなります。

                        彰宏より。
P.S.
厳しく言った時ほど、目を潤ませながらついてくる君は、さすがだね。