風を感じる時、その人は、風に乗っている。
親愛なる君に

表参道の交差点で信号を待っていると、
立ち止まって入るのに、風を感じました。
これは、よく感じる感覚です。
高校生の時、短歌部を作りました。
短歌部での僕のペンネームは、「憧風(しょうふう)」。
風に、憧れる。
ロマンチックだけど、かなり大人びた名前をよく考えたものでした。
童の心を持って、風に乗る。
せかせかしている時、風を感じることができません。
風を感じることができる時、
その人は、風に乗っています。

                        彰宏より。
P.S.
僕の背中に、羽が生えているのを、
気づいた君の背中にも、羽が生えてるよ。