講演も、ジェットコースターのようなスピード感で終わるのが、いい。
親愛なる君に

講演に行くと、ついついサービス精神が出すぎて、
長く長く、しゃべってしまいます。
主催者の人も「できるだけ長く」という希望をされます。
でも、振り返って、考えると、
「長ければいいというもんじゃないんじゃないかな」と、思うのです。
僕の話は、濃いから、ある意味、集中して、しんどいと思います。
トイレにも、行きたくなるしね。
熱気で、酸欠にも、なるしね。

たとえば、今は、お話を2時間する。
開始前の前説質問から僕は始めますから、それ以上になります。
その後、サイン・写真撮影・握手とかしていると、
かれこれ、3時間のイベントになってしまいます。
これは、ビュッフェで言うと、
「取り過ぎた。食べ過ぎた。満腹。苦しい」という状態かもしれません。
反省しました。
アンケートに、「もうちょっと、聞きたかった」というのが、
一番心地いいんだなと。
僕は、映画でも、1時間半で、あっという間に終わる映画が大好きです。
どんなにいい映画でも、2時間を超えると、満腹してしまいます。
お話1時間、質問30分、サイン・写真撮影・握手30分が、
来られた方には、ベストかもしれませんね。
ジェットコースターって、2分でも、密度濃いからね。

                        彰宏より。
P.S.
そのかわり、密度濃く、やるよ。