神様は、素晴らしい景色というごほうびをくれる。
(走る富士山と虹)
親愛なる君に

大阪に向かう新幹線の中で、
今日はどんな話をしようか、考えていた時、
ふと、窓の外に富士山が見えました。
頂上に、雲がかかっていました。
その雲が、ちょうど、富士山が船で、
煙突の煙がたなびいているように見えました。
「走る富士山」でした。
富士山のバックの空が、見事な青空でした。

京都に向かう途中、
進行方向の窓の外を見て、思わず「うわっ」と声をあげました。
でっかい虹のトンネルに中に向かって、
僕が乗っている「のぞみ」が、走っていっていました。
虹は、通常、ケーキで言うと、
4分の1か、まあ、大きくて3分の1カットだけど、
この虹は、2分の1カットでした。
両端まで、見えるのです。
虹の中に入ると、虹は見えなくなりました。

講演で、あちこち移動すると、神様がごほうびをくれます。
それは、すばらしい景色です。

                        彰宏より。
P.S.
思わず、君に見せたいと思って、携帯で写真を撮ったけど、
写真で、伝わらない部分は、
気持ちのレンズで、見てくれる君が好きだよ。