おしゃれなベースには、切なさソースが、入っている。
(小堺一機さん&山寺宏一さんライブ)
親愛なる君に

小堺一機さんと山寺宏一さんのライブ「コミック君」@品川クラブeXに、
行ってきました。
山寺さんは、モノマネ番組のMCなのに、出演者の誰よりもモノマネが
うますぎて、番組的に、これでいいのかと思われるくらいの芸達者です。
小堺さんと山寺さんのおしゃれさの共通点は、
ベースに「切なさソース」が入っているところです。
宮城弁が、さらに隠し味になります。
僕は、ちょうど、小堺さんと山寺さんの年齢の真ん中なので、
お2人の初デートの話は、悲しいくらい共感しました。

〈肝心なところで、緊張のあまり尿意が襲うところ。〉
〈下見したのに、当日ダンドリがずれて、応用が利かないところ。〉
それは、大人になっても変わらず、
〈別居した奥さんの家には入れてもらえず、
ポストの穴から、犬を呼ぶところ。〉
〈なのに、自分のマンションには、別居奥さんを早速招待しているところ。〉
ちょっと、恋愛小説です。

                        彰宏より。
P.S.
〈電球の買い置きをしているのが、親譲りの遺伝であるところ。〉
僕も、そうです。