僕の脳は、映画と現実の区別がつかなくなってしまっている。
親愛なる君に

地方の講演に、電車で移動する時は、
行きは、iPodで音楽を聴きながら、
今日、出会う人たちを、テレパシーで感じながら、
どんな話をしようか考えます。
帰りは、VAIOで、録画して、観る時間のなかったDVDを観ます。
ちょっと、爆睡します。
iPodで、音楽を聴きながら、いい景色にめぐり合うと、
まるで、映画を観ているようです。
僕は、大学時代に、4000本の映画のシャワーを浴びたおかげで、
映画中毒症状が出ています。
脳が、映画と、現実の区別ができなくなっているのです。
つまり、現実の風景を見ても、映画のように感じてしまうのです。
だから、ついつい、なんでもない風景に、涙ぐんでいるのです。

                        彰宏より。
P.S.
臭いセリフを、ついつい言ってしまうのも、
映画と現実の区別のつかなくなった脳のせいなので、許してね。