魚は、活きて売られていると思っていた街がある。
(浜松)
親愛なる君に

浜松に、講演に行ってきました。
浜松は、市町村合併で、人口80万人に達して、
僕の故郷・堺市の次に政令指定都市になったので、共感があります。
浜松市は、愛知県から長野県に接するところまで至り、
市としては、日本で2番目に広い面積です。
浜松というと「うなぎ・バイク・楽器」というイメージですが、
スッポン・ハモ・フグ・カツオと、うなぎ以外の名産品も、たくさんあります。
なんと、スッポンは、国内シェア4割を生産して日本一なのです。
もともと、九州のスッポンの養殖屋さんが、東京に往復する際、
この地を訪れ、気候風土の良さに、着目されたそうです。
地元の人は、新鮮な魚を、いつも食べているので、
浜松で生まれた女性が、結婚して東京に来た時、売られている魚を見て、
「わあ、死んでる」と驚いて、買わなかったそうです。
新幹線の のぞみの停まらない街にも、素敵な街がありますね。

                        彰宏より。
P.S.
花もあり、みかんもあり、遠州の空っ風は吹いていたけれど、
温かみのある街でした。