セーラー服を着れる75歳の父親の若さに、感動。
親愛なる君に

「ボイストレーニングを、始めたんです」
と、父親に話したら、父親も、カラオケの教室に行ってるそうです。
もともと、うちは、スナックを35年間やっていて、
父親は、マイクを放さないマスターでした。
「忘年会で、お前の高校の帽子を借りたぞ」
と言っていました。
制服コスプレで、『高校三年生』を歌うという趣向です。
「制服は手に入ったけど、ママさんがかぶる帽子が手に入らなかった」
「ママさん?」
なんと、帽子は、父親がかぶったのではなかったのです。
ママさんが、学生服を着て、
父親が、セーラー服を着たのでした。
セーラー服に、お下げ髪までつけた75歳の若さに、感心。

                        彰宏より。
P.S.
僕も、75歳でセーラー服を着る遺伝子が、そのうち出るね。