キャベツの芯に水をかけると、キャベツになる。
(藤田智さんの『やさいはいきている』)
親愛なる君に

『やさいはいきている』(ひさかたチャイルド)が、面白かった。
幼児から小学校低学年向きの本なんだけど、
大人が見ても、びっくりの本でした。
サブタイトルは、「そだててみようやさいのきれはし」。
野菜の切れ端から、野菜が育つという実験を、
写真入りで見せてもらえる本です。
僕は、実家で野菜を作っていたので、
ネギを抜かなければ、どんどん伸びてくるというのを知ってたけど、
こんなに凄いとは、思いませんでした。
キャベツの硬い芯の部分に、水をあげておくと、
キャベツになっていました。
土の中に埋めておかなくても、できるというのが、
今まで、考えたことがなかった。
ニンジンの頭のはしっこやワサビの頭のはしっこも、できるのです。
そう考えると、料理で、三角コーナーに捨てているのが、
申し訳なくなりますね。
「やさいは、エライ」と、見直しました。

                        彰宏より。
P.S.
監修者の藤田智さんは、おしゃべりも面白いです。
きっと、野菜といつも、しゃべっているからなんですね。