隣で講演を聞いている人が、本に書いているかもしれない。
(『五つ星のしあわせ 漢字セラピー』)
親愛なる君に

『五つ星のしあわせ 漢字セラピー』
(ひすいこたろう さん & はるむね さん著/ヴィレッジブックス)で、
紹介していただきました。
通常、紹介していただく場合は、本の中から、引用されるのだけど、
この本では、「中谷さんの、講演で聞いた話です」と、
講演から引用された紹介でした。
こういうのも、面白いですね。

もちろん、タイトルにあるように、
漢字の面白い解釈も、いっぱいあります。
〈「生と死」「善と悪」のように、漢字には反対の対があるのに、
「幸」には、対の字がなくて、仕方なしに「不幸」を当てている。
つまり、「不幸」は、存在しないのだ。〉
〈さらに、「幸」は、上下をひっくり返しても、「幸」〉
〈「二」「人」でいる「国」が、「天国」〉
ロマンチックですね。
この本を読んでいると、一見、ネガティブな意味の字も、
意外に、奥深い味わいがあるんだと、気づかされます。

                        彰宏より。
P.S.
著者の ひすいこたろうさんは、コピーライターなので、
広告屋の僕は、感性が、似ているんですね。