水族館に行ったら、水の中の太陽を撮ろう。
(沖縄美ら海水族館)
親愛なる君に

水族館の楽しみは、大きな魚や、珍しい魚だけではありません。
小さな魚も、なかなか味わい深い。
特に、魚群の泳ぎは、まるで、CGを見ているように華麗です。
沖縄美ら海水族館で、ジンベエザメの写真は、なかなか撮れません。
大きすぎて、カメラに納まりきらないのです。
来たと思って、シャッターを切っても、
ジンベエザメの甚平柄の点々しか写りません。
シャッターチャンスを待って、
デジカメのファインダーをのぞいていたら、
魚ではなく、水面に差し込む光がキレイでした。
思わず、何もない水の中を、撮ってしまいました。
すると、そこに、魚の群れが、スーと入ってきました。
後ろにいた女子高生が、つぶやきました。
「クリスチャン・ラッセンみたい」
(女子高生、なかなか、いいこという言うやん)

                        彰宏より。
P.S.
狙って撮れない写真を、魚君たちにプレゼントしてもらいました。