モノボケは、マジメにすることと、二人がかりでするスピード。
(ニブンノゴ!)
親愛なる君に

最近、お気に入りのお笑い第5弾。
「ニブンノゴ!」。
森本英樹さん(30歳)・大川知英さん(30歳)・宮地謙典さん(32歳)。
3人組のコントは、なかなか難しい。
「ニブンノゴ!」の醍醐味は、モノボケ。
僕らの子供の頃の、学校での笑いは
モノマネとモノボケでした。
ところが、東京には、モノボケという笑いがそもそもないようです。
モノをあるものに見立てるのがモノボケなんだけど、
モノの変さで、笑わせようとしたら、モノボケにはなりません。
大マジメにするのが、モノボケです。
『ザ・イロモネア』(TBS系)のプロのお笑いでも、
「それって、モノボケと違うやん」というのが、結構、多い。
モノボケで大事なことは、スピードです。
リーダーの宮地さんの狂言回しが、
森本さんのモノボケにツッコんでるうちに、
大川さんが、次のモノボケを始めているリズムです。
3人というデメリットを、二人がかりで、モノボケをするメリットに
生かしました。

                        彰宏より。
P.S.
僕も、モノボケをする相方が欲しくなりました。