便せんでない手紙が、感動。
(日本テレビの齊ちゃんと黒澤明監督)
親愛なる君に

日本テレビの齊山嘉伸さんとお話をしていて、
宝物の話になりました。
齊ちゃん(齊山さんが、こう呼んでほしいという希望なので)の
宝物は、黒澤明監督からの直筆の手紙だそうです。
映画『天国と地獄』を観て、感動した思いを、友達と2人で
長い手紙にして送ったそうです。
「あなたのような若い人たちが、僕の映画に感動してくれることが、
僕にとっては感動です」
その手紙は、画用紙を便せんがわりに線を引いて、
鉛筆で書かれていたそうです。
便せんでないところが、素敵ですね。
黒澤監督の絵コンテ用のスケッチブックです。
友達は、テレビ朝日に入り、時代劇を作っています。
齊ちゃんは、日テレに入り、報道番組を作っています。
黒澤監督の手紙は、お仏壇にしまってあるそうです。

                        彰宏より。
P.S.
僕は、卒論は、黒澤映画です。