両親の尊敬する人を聞くと、自分の生き方もわかる。
(父親と佐倉惣五郎)
親愛なる君に

僕の子供の頃、父親が酔っ払って言う口癖がありました。
「俺は、佐倉惣五郎や。」でした。
佐倉惣五郎とは、江戸時代、
農民を救うために自ら犠牲になった英雄です。
年貢軽減を将軍に直訴して、家族が死刑になったのです。
「ということなので、頼むでえ」と言ってました。
「自分は、カッコええことしても、家族はいい迷惑よ」
と言いながら、母親も、笑っていました。
世が世なら、僕も、打ち首になっていたのかもしれないですね。
両親の尊敬する人を聞くのは、自分が何者かを知る上で、
大切ですね。

                        彰宏より。
P.S.
君のご両親の憧れの人は、誰ですか?