子供たちが、日舞を当たり前に習う文化の街・堺。
(「堺・教師ゆめ塾」第2期入塾式)
親愛なる君に

「堺・教師ゆめ塾」の第2期が始まりました。
2期に続くということは、素晴らしいことです。
塾頭として、励ましの言葉を述べに行きました。
堺市・北野田の会場に入ると、エレベーターで、
着物を着た姉妹と一緒になりました。
「これから、何があるの?」と聞くと
「日本舞踊のお稽古」と、答えました。
「お師匠っはんが、いたはるの?」
「おばちゃん」
凄いなあと思いました。
まず、こんなちっちゃな子が、日舞のお稽古に来ていること。
そして、教えている人が、おばちゃんであること。
講演が終わって、お稽古をしているフロアをのぞいて回りました。
そこでは、日舞だけでなくて、子供たちのミュージカルや
大人のアマチュアのオーケストラのリハーサルが行われていました。
僕の育った堺という街が、いかに文化の街であるかがわかって、
嬉しかったです。
さすが、千利休の街です。

                        彰宏より。
P.S.
その下の階では「竹久夢二・高畠華宵とその時代」展をしていたので、
のぞいたら、これも、結構な作品数の展示会で、
見にこられている人も、たくさんいました。