ヒーローは、モンスターと同じ孤独を、背負っている。
(映画『ハンコック』)
親愛なる君に

映画を見ていて、「えっ、そんな展開になるの?」って、
思わず、突っ込みを入れてしまうって、
面白い映画です。
映画『ハンコック』は、あるシーンで、大声で、突っ込んでしまいました。
しかも、自宅でDVDではなく、映画館で、です。
その驚きは、監督の思うツボにはまっているということです。
僕は、映画を見れば見るほど、監督の思うツボにはまっている
ようになっています。
僕が、この映画で好きなシーンは、
右手でひょいと車を持ち上げながら、
左手ひとつで、ケガをした婦人警官をお姫様抱っこするシーン。
泣けたのは、愛する人を生き返らせるために、離れていくシーン。
これは、『フランケンシュタイン』の現代版です。
ヒーローは、モンスターと同じ孤独を背負わされているのですね。

                        彰宏より。
P.S.
大人の話でした。