湯布院に行くと、母親の笑い声が聞こえる。
(由布院 玉の湯)
親愛なる君に

由布院 玉の湯さんに行ってきました。
会長の溝口薫平さんが、いつも忙しいのに、
いろいろお話を聞かせてくださいます。
小泉総理の筆の直筆で始まるサイン帳に、
書かせていただきました。

〈仏前の 竹箸嬉し 玉の湯の 
天国の母の 笑い声聞こゆ〉


両親を連れて、玉の湯さんに来ました。
その時の楽しかったことを思い出すために、
母親はいつも、玉の湯の竹のお箸を使っていました。
天国に行った時も、お仏前に、玉の湯のお箸を立てて、お棺に入れました。
竹箸を使ってくれていたことに、僕も感動しました。
玉の湯の天国のようなお湯につかると、
母親の幸せそうな大きな笑い声が、聞こえてくるなあ、という歌です。

                        彰宏より。
P.S.
サイン帳に書き終えた時、気づきました。
10月12日。
母親の誕生日でした。
天国73歳。
一緒に来ていたんですね。