アクションは、日常と組み合わせるのが、一番迫力がある。
(映画『シューテム・アップ』)
親愛なる君に

映画『シューテム・アップ』が、おしゃれだった。
モニカ・ベルッチが出てたので観たら、冒頭から、しゃれていた。
臨月の美人が、マフィアに追われてるのを、助けるところは、
ルパン三世っぽくて、そこから引き込まれた。
生まれた赤ん坊を抱きながらの、銃撃やカーアクションという
アイデアが、面白い。
アクションは、もっともアクションから遠い
日常的なものと組み合わせるのが、面白い。
敵役のポール・ジアマッティは、ボスに電話するより、
撃ち合いのあと、怖い奥さんに電話をかけるところが、凄みがある。
主役のクライヴ・オーウェンは、
トイレに落として濡れた銃を、分解して、乾かせて、また使うというところに、
プロっぽさを感じさせる。
敵役の「細部を制するものが、勝つんだ。」というセリフも、奥が深い。

                        彰宏より。
P.S.
またもや、2回も観てしまいました。