冬の終わりの梅は、春の桜に勝る風情がある。
親愛なる君に

まだ、肌寒い風の中で、梅が咲いていました。
まるで、絵のように、ウグイスが鳴いていました。

こういうのって、5万画素の携帯で撮っても、
わからないんですね。
わからないから、いいんですね。

梅はまだわかるけど、ウグイスは写真では、わからないですね。
お花畑で撮ったアゲハチョウも、モザイクみたいでわからなかった。

風景は、心の中にしか存在しないんですね。
写真で、撮れないように、なってるのです。

アゲハは、見た人の心の中で舞って、
ウグイスは、見た人の心の中で、鳴いているのですね。

                        彰宏より。
P.S.
冬の終わりの梅には、春の桜に勝る風情がありますね。