紳助さんは、感動で泣かせて、バックドロップをかける超一流。
親愛なる君に

大阪の面白さは、「オモロイ話」と「エエ話」が、
急激に切り替わるところです。
その代表が、島田紳助さんです。

紳助さんは、ロマンチストで、熱い人なので、エエ話をします。
エエ話になると、熱がこもって、早口になります。
紳助さんは、エエ話に、思い切り持って行って、
急降下で、落とします。

感動して抱き合っていたかと思うと、
バックドロップをかけます。
まるで、バックドロップをかけるための
持ち上げだったかのように見えます。
でも、それがちっともいやみにならず、退屈にならないのは、
紳助さんが、涙もろい熱血漢だからです。

笑いから感動にもっていくのは、一流だけど、
感動から笑いに持っていくのは、超一流です。

                        彰宏より。
P.S.
僕も「オモロイ話」と「エエ話」を、同時にできるようにしたいです。