似顔絵を描くには、背筋を伸ばして、相手を遠くから見ること。
(カリカチュアリスト・Kageさん)
親愛なる君に

カリカチュアリストのKageさんのアトリエに、
また、お邪魔しました。
Kageさんイチ押しの「どぜう飯田屋」さんに、
連れて行っていただきました。

今回は、僕が、Kageさんの似顔絵を、描かせていただきました。
『ソロモン流』(テレビ東京)で、Kageさんが紹介された時、
一番印象に残ったシーンがありました。
プロレスの師匠のアニマル浜口さんの話を、
鼻がくっつくくらい近くで、目をそらさずに素直に聞いていた
Kageさんの目線でした。
そのワンカットを、描きました。

改めて、Kageさんが、カリカチュアを描くのを、
横で見ていて、また発見がありました。
背筋を伸ばして、相手から離れるように描くのです。
似顔絵を描こうとすると、つい相手に近づこうとしてしまうものです。

さすがでした。

                        彰宏より。
P.S.
背筋の伸びた感じは、熟練の剣豪か、釣り師のたたずまいでした。