落語は、セリフのないところが、面白い。
(DVD『枝雀十八番』)
親愛なる君に

桂枝雀師匠の『枝雀十八番』のDVD版が、やっと出ました。
枝雀さんのDVDが、なかなか出ないので、どうして出ないのか、
待ちくたびれていました。
CDは、全40巻を持っているけど、
もちろん、DVDで、新たに、購入しました。
iPodにも、全部入っています。

CDで、聴いている時、セリフがないところで、
大爆笑が起こっているのが、気になってしょうがありませんでした。
表情やしぐさも、面白い枝雀さんの落語をCDでしか聴けないのは、
ラジオで、手品を聴くようなものなのです。

テレビで放送された枝雀さんの落語を、
ビデオテープで録画したものも、まだ持っています。
ベータテープというところが、泣けますね。

改めて見直してみると、動きの大きさと、
スピードの速さに、圧倒されます。
ストイックな人なので、ネタを60以上増やさないとされていたので、
ぜひ、60ネタは、DVDでそろえたいです。

                        彰宏より。
P.S.
僕は、枝雀さんが、まだ小米さんという名前で、
ラジオ大阪の『ヒットでヒット バチョンといこう!』に、
吾妻ひな子師匠と出られている頃から、聴いていました。
とすると、やっぱり、最初は、音声だけだったんですね。