ハチが、先生を選んだんだよ。
(映画『HACHI 約束の犬』)
親愛なる君に

『HACHI 約束の犬』を、見てきました。

リメイクだと、ついアレンジをしたくなるところを、
原作に忠実に作られているところに、「忠・映画」で、感動しました。
アレンジは、アレンジで面白いけど、
「フランダースの犬」でも、生き返らせてしまう
幼稚なほうのハリウッド映画でなくて、よかった。

アメリカを舞台に見直してみて、あらためて、こんな近くの
渋谷のハチ公が、凄い犬なんだなと気づかされました。
実際に、飼ったのは、1年。
その後、待ち続けたのが、9年。
僕は、動物ものは好きだけど、
かわいそうな話は、苦手です。
これは、かわいそうな話ではなくて、
先生も、ハチも、どちらも死んじゃっても、
ハッピーエンドなんだと、言い聞かせて見ました。

                        彰宏より。
P.S.
「先生が、ハチを選んだのではなく、
ハチが、先生を選んだんだよ」
のひと言に、泣けました。
帰って、おーちゃんに、話しかけました。