ヒーローものが、教科書だ。
(映画『ボルト』)
親愛なる君に

映画『ボルト』を見ました。
ハッピーエンドになるから、子供向けではないのが、
ハリウッド映画の奥の深さです。
特に、アニメと動物ものは、大人向けのものが多い。
『ボルト』も、大人向けの動物アニメでした。

犬のボルトが、大人の迷い。
猫のミトンズが、大人の悲しみ。
ハムスターのライノが、大人の信じることを、それぞれ象徴しています。

僕が、一番好きなキャラクターは、ハムスターのライノです。
テレビおたくのライノが、ラストで騙されそうになった時、
「これは、ヒーローものの悪者のパターンや」と見抜くのところに、
感激しました。
ライノを主役にした作品が、きっとできるでしょう。

                        彰宏より。
P.S.
少女ペニーが、かわいい。
大きくなって『Mr.インクレディブル』のセクシーなお母さんになると、
僕は、にらんでいます。