ケガをした時、母親がいつも言った「名誉の負傷」。
親愛なる君に

初めて、骨折を体験しました。
なんと、骨が折れていることに、気づきませんでした。
病院に行ったら、レントゲンと言うので、
「親切だなあ」と思っていたら、しっかり、折れていました。
この分では「初めて」と言ってるけど、
前にも、知らないうちに骨折して、
知らないうちに治っていたということも、あるかもしれない。

右手薬指の先端。
添え木の鉄板を当てて包帯を巻いているので、
薬指だけがでっかくなって、
作家としては字を書くのが、大変。

逆に、今まで800冊以上も書いてくれた指の、
ありがたみがわかりました。
それは、折れますね。
たまには、いたわってあげないと。

                        彰宏より。
P.S.
子供のころ、ケガをすると、
母親がいつもこう言ってたのを思い出しました。
「名誉の負傷」
ちょっと、かっこいい言葉だね。