旅慣れているセレブは、高くないけど、一番いい部屋を知っている。
(美野 香さんのホテル本)
親愛なる君に

僕は、ホテルの部屋を選ぶ時、
高ければいいという基準では選びません。
可能な限り、全部見せてもらいます。

ホテルについて書かれた本は、
面白い本と、泊ってないやんというハズレ本と両極端に分かれます。
著者で選ぶと、間違いありません。

美野香さんの書かれたホテルの本は、面白い。
『セレブリティ御用達 極上のスイートルーム』(ダイヤモンド社)
『世界中を旅して見つけたお得でVIPなとっておきホテル40』
(実業之日本社)
『最高のホテル 極上の部屋 世界のスイート厳選61』(新潮社)

美野さんの凄いところは、
なんでもかんでも、一番高い部屋が一番いいと言わないところです。
本当のセレブは、泊りなれているので、値段や部屋の広さやランクに
惑わされないで、ちょうどいいお部屋に泊まるのです。
一番高い部屋は、一生に1回、泊る人用か、見栄をはる用ということを、
きとんと、教えてくれます。

ホテルの選び方も、なかなか、渋いです。
ホテルが、いかに、勉強の場であるかということもわかります。

                        彰宏より。
P.S.
特上カルビよりも、並カルビがおいしいという君も、
焼き肉通だね。