人は、自分だけのノートを書くために、生まれてきた。
(中村俊輔選手の『夢をかなえるサッカーノート』)
親愛なる君に

ノートおたくの僕として、面白かったのが、
中村俊輔選手の『夢をかなえるサッカーノート』(文藝春秋)です。

17歳から、書き続けているのが、いい。
練習の時も、ずっと持ち歩いているのが、いい。
練習の内容や、結果や、反省や気づきが、書かれている。
「こんなことまで」ということまで、書かれているのが、いい。
試合中の選手の動きの絵が、実にリアルでいい。
○と線で描かれているのに、動いてる。
感情や声まで、聞こえてきそうだ。
トップ選手になっても、書き続けているのが、いい。

僕は、サッカーをしないのに、ドキドキしてきた。
ノートを書く時、誰もが、アスリートになる。
人は、自分だけのノートを書くために、生まれてきたのかもしれない。

                        彰宏より。
P.S.
ノートって、ひょっとしたら、凄いものなんではないだろうか。