アスリートは、結果以外のところを見て、拍手を送る。
(「30人31脚」と松岡修造さん)
親愛なる君に

「【中谷塾】ダンス部」で、一生懸命踊る姿を見ていて、
「30人31脚」を思い出した。

「30人31脚」は、感動的な大会です。
2人で踊るボールルームダンスは、
そもそも、二人三脚に似ています。
「30人31脚」は、司会の松岡修造さんが、素晴らしい。
修造さん以外、考えられないですね。

僕が、感動したところ。
都道府県大会を勝ち抜いてきた全国10チームから、
5チームに絞られる1回戦。
暫定5位の東京チームが、
ラストに走った優勝候補、熊本の結果を見る瞬間。
修造さんが、見ていたのは、熊本チームでも、結果でもなく、
東京チームのキャプテンだった。
結果は、東京代表の敗退。

その時、修造さんは、東京チームのキャプテンに言った。
「僕は、今、結果を見てなかった。
君を、見ていた。
君は、熊本チームに、拍手を送った。
それが、素晴らしかった」
チッと言わなかったキャプテンは、
小学6年生と思えないくらい立派だった。
それを見ていた修造さんは、さすがアスリートだった。

                        彰宏より。
P.S.
僕は、「30人31脚」にトライする子供たちの
コーチの先生をやりたくなった。