旅とは、サバイバルだ。
(『世界・ふしぎ発見!』ミステリーハンター浜島直子さん)
親愛なる君に

『世界・ふしぎ発見!』は、凄い番組です。
1回の放送の中に、ロケ地が、世界中に飛んでいるのです。
あまりにも、軽やかにあちこち飛ぶので、
見ている人は、ロケ地が世界中を飛んでいることに、気づかないくらいです。
たった10秒のコメントのために、地球の裏側まで、飛んでいっています。
「一瞬だから、合成で」とならずに、
CG全盛の時代に、徹底的に合成をしないこだわりが、
この番組の面白さです。
大変なのは、スタッフと、レポートをするミステリーハンターです。
ミステリーハンターは「成田トランジット」が、多いそうです。
つまり、成田まで帰ってきても、東京に戻れずに、
即、次のロケに出発するのです。

「ミステリーハンターはまじ」こと浜島直子さんの
『はまじの地球まるかじり 旅の虫』(講談社)が、面白かった。
シスターモデル出身とは思えない根性を感じました。
この本を読むと、旅とは、サバイバルだということを思い出させてくれます。
外で、トイレができること。
外で、着替えができること。
重いみんなの荷物が、持てること。
虫に、強いこと。
どこでも、寝れること。
高山病に、強いこと。
気が長いこと。

それって、旅だけではなくて、人生に必要なことですね。

                        彰宏より。
P.S.
それでも、オシャレにこだわるところも、凄いです。