「言う」のではなく、「共有」しよう。
(『カリスマ同時通訳が教える ビジネスパーソンの英単語帳』)
親愛なる君に

『カリスマ同時通訳が教える ビジネスパーソンの英単語帳』
(関谷英里子/ディスカヴァー・トゥエンティワン)が、面白かった。
僕は、どんな実用書も「ものの考え方」の本として読んでいます。
本来のテクニックだけでなく、その底辺にある「ものの考え方」に、
刺激のある本が、好きです。

この本は、「ものの考え方」について、
きちんと書かれた本なので、面白かった。
たとえば、こうです。
〈ビジネスパーソンは、「say」ではなく「share」を使う。〉
これで、気づいたことは、
【中谷塾】でいつも気づきを発表しているのは、
ただ「say」(発言)しているだけではなくて、
みんなと気づきを「share」(共有)しているんですね。
再認識させられました。

英語の本は、誰を読者に想定するかが、一番大事です。
僕は、ダイレクト読者でした。

                        彰宏より。
P.S.
著者の関谷英里子さんとは、
土井英司さんのトークライブでお会いして、
その後、秘書室にも遊びに来ていただきました。
ご本人が意識しているよりも、この本は、凄い本です。