書は、心の画なり。
(かよう亭・上口昌徳さんと「この人と書」展)
親愛なる君に

加賀の山中温泉の老舗旅館「かよう亭」のご主人・上口昌徳さんから、
お手紙をいただきました。
上口さんは、いつも巻紙に達筆な筆の直筆でお手紙をくださいます。
それだけで、芸術品の気配が、立ちあがっています。

松屋銀座の美術画廊で、
チャリティー「この人と書」展という展覧会に
出品されているとのこと。
生のエネルギーをいただこうと見ると、今日まで。
しかも最終日は4時まで。
だめもとで4時にすべりこむと、
僧侶・芸術家・スポーツ選手の直筆が展示されていました。

上口さんの「夢ハ夢ト思ウ人ニハ 夢ハ夢」の直筆。
なんと、まず夢という文字を、紙の上に、4つ書いてから、
ほかの文字を書かれたそうです。

三国丘高校の先輩・川淵三郎さんの直筆もありました。
長嶋茂雄さん、大鵬さん、司馬遼太郎さん、与謝野晶子さん、
三國連太郎さん、立川談志さんなど、
そうそうたる字に囲まれました。

まさに「書は、心の画なり」を、体感しました。

                        彰宏より。
P.S.
もっと、もっと、筆文字を書きたくなりました。