2つ目のパターンを見た時、ファンになる。
(かまいたち)
親愛なる君に

お笑いのファンになるのは、
ネタの2つ目のパターンを見た時です。
1つ目のパターンの間は、どんなに面白くても、
「これ以外は、どうなのかな」と心配になります。
2つ目のパターンを見た時、
「あら、こんなのも、できるやん」と、ファンになります。
それが、<かまいたち>です。

最初、「ドラを持った青島出身の中国人」シリーズで、はまりました。
ドラをたたきながら、診察するので、聴診器が聞こえない中国人医師。
ドラをたたくので、撮影中怒られる中国人芸能マネージャーなど。

2つ目は、ドラなしパターンでした。
うろおぼえのメロディーの鼻歌で、CDを買いに来たお客さんに、
「たぶんこれだと思います」と、フルコーラスを歌う店員というネタ。
シンプルだけど、演技力に説得されました。

「お笑いで、誰好き?」と聞かれて、
「かまいたち」と答えると、「ごめん、わからない」と言われるのが、
ちょっと、快感。

                        彰宏より。
P.S.
【中谷塾】も、ドラをたたきながら、講義したくなりました。