モナコ・ハンティングは、スーツに合う。
親愛なる君に

ふだん一番かぶっている帽子は、
モナコ・ハンティングというタイプです。
もともと、イギリスで狩猟用に使われたことから
ハンティングと言います。
モナコ・ハンティングは、天井が、まん丸ではなくて、
楕円形で、小さく、細長くなっています。
スーツで、ネクタイをしていても、
モナコ・ハンティングはかぶることができるので、
使いやすいです。
車に乗った時、シートに、頭をつけた時、
ソフト帽は、後ろのつばがあたるけど、
モナコ・ハンティングは、ぶつからないのが、気持ちいです。

モナコ・ハンティングと似ているのが、
シチリアの農夫がかぶっているコッポラ帽です。
『ゴッドファーザー』に出てくるロバート・デ・二ーロも、
コッポラ帽をカッコよくかぶっていました。

                        彰宏より。
P.S.
コッポラ監督だからではなく、もともと、コッポラ帽という名前の帽子が、
『ゴッドファーザー』で人気が出たのです。